
BFAHBaikada Field Animal Hospital.
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2008.08のケースです。
前のポストで、ヘビの緊張について書きましたが、わかりやすい写真が撮れたのでアップしておきます。 ![]() 体を細かくくねらせて、硬直します。 ![]() カクカクしてます。 嫌がっています。 こうなってしまうと、攻撃の意思もかなり低下してしまい、隙を見せるとガンガン逃げます。 活き活きとした写真を非常に撮りにくくなります。 ![]() ってことなんで、このサインを見たらそっとしてあげましょう。
2007.08のケースでした。(現在は2008.8)
ヤマカガシがこの姿勢で死んでいました。 ヘビという生き物は、感情を表に豊富に出せる生き物ではありません。 犬や猫でさえ、しゃべることが出来ないので、 痛みや苦しみを訴えるのは至難の業ですし、 人間と違って、弱っているのを外敵に見られることは死を意味します。 ヘビは手足もない、声も出せない。 こんなヘビでも、痛みなどに対する動きがあります。 1.体を細かくねらせ、硬直する。 (これは緊張しているときにもするので、痛い時のみの動きではありません) 2.写真のように、痛い部分を咬む。 3.痛い部分をとぐろの下に隠そうとする 4.口をあけて、のたうつ 以上のような症状を出しているとき、 ヘビは耐え切れない痛みを感じているものと思われます。 本来は、痛くても平静を装うので、 これらの行動が出たときには、死が近いと考えなければならないかもしれません。
2007.08のケースでした。(現在は2008.7)
シマヘビの吐き出す瞬間を写真を撮ったのですが、その中に線虫様のものが見られたので、アップしておきます。 ![]() このシマヘビを観察していたところ、異様な動きを始めたので写真に撮っていました。 シマヘビが餌を食べたときには、のどから腹に食べ物を送るために、体をくねらせてよじって飲み込みを補助します。 今回の動きは、明らかにその動きとは逆で、腹から口方向に向かって物を送るような動きをしていました。 このシマヘビが意図的に嘔吐しようとしていたのだと思います。 一度の嘔吐で、複数の虫体を吐き出しているので、濃厚な感染をしている可能性もあります。 そして吐き出されたものの中には、多数の線虫様の寄生虫と思われるものが含まれていました。 過去に、サキシマヌマガエルの死体を解剖した時に鉤頭虫を検出しているので、こちらの仲間の可能性もありますね。 この時は虫体を確かめることはできなかったのですが、一応吐いているところを確認したので載せておきたいと思います。 なお、野外で寄生虫の寄生はごく一般的なものですので、こういう場面に出会っても多分私は治療しないと思います。
2008.06のケースです。
捕まえたアオダイショウに若干の異常がありましたので参考にどうぞ。 ![]() このアオダイショウは鳥かネコか、そのようなものに襲われたようです。 ![]() 赤い矢印で示したところに、比較的新しいカサブタがついています。 ヘビなどの爬虫類はとても異質で、ケガの治り方を想像できない方も多いと思うのですが、ちゃんと血が出たあとは血が固まり、カサブタになり、皮膚ができていきます。 ただ、鱗はすぐに回復できません。 爬虫類は、脱皮を繰り返しますが、その際に少しずつ鱗は回復していきます。ただ、さすがにひどいケガになると、鱗も回復できない場合もあります。
2008.01のケースです。
今回は両生類の外傷、特に新鮮なものを写真でご紹介します。 両生類は体を粘液で包まれていることが多いので、怪我をするとその周りの粘液が白く浮き出て見えることが多いです。 ![]() これはヒダサンショウウオの尾の外傷。 傷自体はそれほど大きくないと思うのですが、回りの粘液の変色によって、白く浮き出て目立っています。 ![]() これはタゴガエルの背中の外傷です。 さほど目立ちませんが、やはり粘液で白くなっています。 また、両生類は肉が白く、皮膚との結合もあまり強くないため、少し大きな外傷になると白い肉が見えます。 経験上、あまり大量に出血することはないようですが、体が小さいため、少しの出血でも大きなダメージになるのでしょう。 このときは、治療を行いませんでしたが、行うとすれば、撥水性のある眼軟膏の抗生物質などを使えば、外部からの最近の防除、そして傷のひどい乾燥が抑えられると思います。 ツボカビ症も日本各地で聞くようになってきていますので、外傷など、いろんな両生類の皮膚の変化にも注意して行こうと思います。 | 1/4PAGES | >>
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